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産休中の女性研究者による色々あった出産振り返り

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先日ついに出産という人生のビッグイベントを乗り越え、現在は3時間ごとに起床する生活を送っています。 ギリギリまで働いていたのと、実家には自分のスペースないやろな...って感じもあり、里帰りはしませんでした。そのため産後はひたすら夫が買い物・ご飯の調達をしてくれました。感謝感謝!シャッシャッシャ!(よく知らないYouTuberネタに雑にのる) という訳で、個人的な出産振り返りです。

産休に突入したかえる:妊娠中期以降の備忘録

諸々の発表なども終わり、ようやっと産休に入れました。仕事の方はまだ色々やることもあるし、未熟児を脱出するためにももう少しお腹にいてくれよ〜という感じですが、推定体重が2kgを超えてだいぶ無事に成長してくれる確率が上がってきて少し安心です。 という訳で、以下安定期から妊娠後期までの備忘録です。 妊娠中期 6ヶ月 6ヶ月の22週は妊娠中絶の最終ラインであり、そこを超えると流産ではなく早産という扱いになります。子供が助かる可能性が出てくるし、出産一時金も出るので胎内にいるモノがヒトとして認められたような気がした。 食事にはまぁまぁ気をつけてはいたけど、やっぱり免疫力の低下には勝てなかったのか胃腸炎でダウンしたのもこの頃。思い当たるのが焼き肉弁当くらいなんだけど、みんな火通ってるはずなのになぁ... その店ではもう弁当買ってません。 外食とかおでかけとかはまだ特に問題なく出来ていたけど、少しずつ貧血やら眠気やらが出るようになったり、立ち続けるのもしんどくなってきていたので、懇親会とか講義とかあまり無理せずほどよいタイミングで休ませてもらえるように気をつけていた。ラボに新たなメンバーも加わって、頑張りどきだったけど、そこは仕方ないと割り切って。 そういえば、ちょうど6ヶ月になった日が土曜だったので戌の日参りにも行ったのでした。祈祷をしてもらって玉串を納めてきたけど、中々ない貴重な機会だったので行って良かったなと。腹帯や御札、お米やお酒やらをお土産にもらって、無事の誕生を祈るとのこと。 7ヶ月 今年のGWはどうしようかなと思ってたけど、電車で1時間くらいの距離のところで、ゆっくりまったりしながら、おいしいものを食べる旅に行って思い出を作ることができて良かった。ライスコロッケとステーキが美味かった。旦那を誘って細々した赤子・入院グッズの買い出しにも行って、だいたいの消耗品は一気に買い揃えて、後足りないものは出産直前で大丈夫という状態に持っていけたので心持ちが軽くなった。 後半には一気に物理的なお腹のサイズが大きくなって、貧血、食欲不振、胃酸の逆流、腰痛などなど、身体的な症状がかなり強まってきた時期。入らない服も増えた。胎動は結構わかるようになってきて、ぽこぽこ頻繁に動いていた記憶。 そして深夜の恐怖こむら返りが始まる...! 翌日まで続く痛み、途中で叩き起こされるので睡眠不足にも...

新米PI産休に入ります

祝Embryogenesis! 教科書に書いてあることが、本当に体内で起きてるんだな〜と思うと感慨深いものがある。無事に生まれるまでは数え切れないトラブルが起こりうるので、何も確かなことは言えませんが、相続権のある人間が胎内にいることは確か。これ民法でかなり最初の方に書いてあった項目だった記憶がある。ここから流産したとしても、出産一時金も産休ももらえるので、だいぶ一人の人間という概念に近付いている感覚がある。 という訳でこれまでの覚え書きを残しておきます。

明けましておめでとうございます

仕事&査読初めしました、どうも。 昨年は米国から帰国して、環境が色々変わったりと中々めまぐるしい年でした。既に4月のTax returnが死ぬほど嫌です。 今年はじっくりいろいろなことに取り組んで、来年以降に収穫できる苗を増やしていきたい所存です。 今年の目標は 単著を書く(割と最良のタイミング感あるので) ソフトマターがタイトルに含まれる仕事をする(昨年末に面白そうだなぁと思ったので) 心にうつりゆくよしなしごとを文章にして残す(書かないと忘れる三十代) くらいにしておきましょうか。 自分の中の研究の幅を広げていける年にしたいと思います。 正月の積ん読の消化中に伊藤計劃の虐殺器官を読みました。 結構響くフレーズがあったりして面白かったんですが、ホロコーストのユダヤ人の管理にIBMのパンチカードが使われていたという話は知らなかったので勉強になりました。 IBMとホロコースト―ナチスと手を結んだ大企業 アメリカで2003年のベストノンフィクション本オブ・ザ・イヤーに選ばれたこの本、IBMは虐殺に使われることは関知していないと否定しているが、まだ司法での決着は特についていないよう。IBMとしては支援団体に寄付などは行っているみたいですね。 論文収集して投げっぱなしも多かったので、もう少し精読の速度をあげたいなぁ。 と言いながら、放置していた論文の再読み込みを済ませている仕事初めです。 前ラボの仕事を早々にまとめて、1,2月中に投稿するぞー。 今年もよろしくお願いします。

久しぶりのRあれこれ

R内でパッケージをコンパイルする際には、Makevarsファイルにオプションを書き込むことで、指定のコンパイラ・オプションでコンパイルを実行できる、という風に以前までは理解していた。 しかし、実体としてはMakevarsを読み込んだあとに、本体のRをコンパイルした際の設定を含むMakeconfが読み込まれオプションは上書きされてしまうとのことだった。 これはR自身をコンパイルした環境と基本的に同じ環境でパッケージもコンパイルされるべきという理念に従うもので、仕様とのこと。  https://stackoverflow.com/questions/49217539/package-build-ignores-makevars-flags そのためパッケージのコンパイルで特別なオプションを指定したい場合には、Makevars内にPKG_CXXFLAGSオプションで指定しておく。 CXXなどコンパイラ自体を変更する指定は基本的に反映されないものと理解しておく。

アメリカ免許事情&車メンテナンス

みなさま明けましておめでとうございます! 2020年の抱負みたいなものも書きたいのですが、それは次の記事に譲って 2019年(私的)一大問題となっていた免許&車問題についてブログにまとめたいと思います。 場所はNYですが、個人的体験に基づきますので精度は保証しかねます。 筆者は 日本で相当前に免許をとった 路上で運転したことは一回しかない かつ車を所持したこともない という人間が、アメリカ東海岸でどうやって車を手に入れて 人並みに生活できるようになるか、その第一歩を記しておきたいと思います。 渡米前 実家の車を借りて5回ほど練習しました。 ただ別世帯なので別途保険に入る必要がありました。 最近はコンビニで入れる300円ぐらいの保険もあってべんりですね。 https://ehokenstore.com/oneday これを使っていました、申し込みから24時間が1日分なので 土日なら2日練習できるのでよき。 でも結局右折下手すぎ+速度出せない状態で渡米したので、 両親にはとても心配されました。 車入手 渡米してからすぐ、ちょうど帰国する方の車を買い取る形で車を入手しました。 車自体は古いですが本人も運転が苦手であまり毎日長距離運転するわけでもないし、 数年は持つやろという感じで。その節はどうもありがとうございました。 たいがい現金かチェックで求められるのでここが一番の難所なのですが、 私の場合しばらく日本のクレカで生活して、貯めたお給料で車を買いました。 (いい車だったらこの作戦は難しいです。) アメリカは10数年前の車が普通に走っており売り買いされるので、 車の値段については KBB などのwebsiteで相場をチェックしてから交渉するのが吉です。 あとは知らない人から買う場合には試運転をしっかりさせてもらって 事故歴なども調べた方が等々ありましたが、 チキンなので知り合いの日本人の方に譲っていただけてよかったです。 車両を個人的に譲り受ける際には、前の持ち主に記入してもらった タイトルと呼ばれる権利書をもってDMVに行く必要があります。 ミスがあったらやり直しなので、できれば両者が一緒の方が安心です。 またその際には既に保険に入っ...

applyで勝手にスペース挿入問題の解を得た!!!

data.frameをapplyすると、文字列に勝手にスペースが挿入された上ファクターに変換されます。 これはdata.frameをmatrixに変換する際に動くas.matrix内でformat関数がデフォルトで動くためです。 chrの情報などでたびたび悩まされてきたこの問題を楽に解決する方法がやっとわかったのでシェア。 なんと簡単、 sapply(df, as.character) で文字列のリスト状態にしたあと、 apply(df, c(1), function(x){hogehoge}) してあげれば文字列マトリックス(リスト?)にそのまま適用してくれます。 for文とかindexでのアクセスだと死ぬほど遅くなるのでこれは便利。。